床はりチャレンジャー。
大工さんに、「むずかしいぞー!」と言われていた作業、床板はり。
フローリング用に加工された床板ではなく、
無垢板と呼ばれるホンモノの杉板を使っての床はりは、
板のゆがみやねじれがある分、素人には厳しいとのこと。
でもそれを知った上でやるのが、DOORz・・・
床板は、隣同士の板が隙間なく付くように、「さね」と呼ばれる突起と凹みがあります。
端から順番にさねを組み合わせてはっていくしかないので、どうはっていくのかを
始めにきちんと計算することが超重要だそうです。
キッチンと居間の床板が、敷居を挟んでまっすぐ繋がるように、
大工さんに教わりながら、タッちゃんが少しずつはってくれていました。
まずは長さを測って、床板を切ります。
ピッチリと隙間なくはれるよう、ミリ単位で切っていきます。
切っては、置いて、入らなければまた切る・・・その繰り返しです。
直線に見える柱や、部屋の端も実は微妙に曲がっていたりするので、
一筋縄ではいきません。
これは。。。
気が短い私にはできない作業かも・・・
とりあえず私は釘打ちに徹することにしました。
使う道具は、左からフロア釘、金槌、ポンチ。
ポンチは、最後に釘を打ち込むときに、床板を傷つけないための道具。
ポンチを釘の頭にあてて、金槌でポンチを叩くのです。
釘抜きがついたポンチは大工さんが使っていますが、素人には扱いが難しいので、
私は右端のシンプルなポンチを使います。
釘は根太に対して、斜め40度くらいで打っていきます。
床板を打たないように、自分の手も打たないように・・・(笑)
神経を使う作業なので、うまくいったときは心の中でニヤリ。
基本的に大変なのは板を切る作業。これにすべてがかかっています。
タッちゃんのおかげで、計算通りキッチンと居間の板はピッタリ繋がりましたよ〜。
見た目もすっきり、美しい!
人一倍、仕事が丁寧な相方に感謝です。