はじめての干し柿作り。
この時期、農家さんの軒先には、「干し柿と大根」というのが定番のようです。
DOORzのある、芦野の峯岸集落のご近所さんちにも、ズラリ!
こんなにいっぱい作るのは、とても大変な作業・・・圧巻の眺めでした。
古民家には干し柿が似合うから、作ってみたら?と、ご近所さんに渋柿をいただきました。
初心者の私に、農業勉強中のハルちゃんが作り方を伝授してくれることに!
まずは、へたの外側のピラピラした部分を丸くちぎって、へたの周りから皮を2周むきます。
そのあとはピーラーで全部キレイにむきます。
同じように見える柿も、ひとつひとつみんな色が違います。
DOORzのロゴにも使っている柿色。温かみのある、自然の色がきれいです。
むいた柿は11個一組にして、枝の部分を紐にひっかけて、等間隔で吊るしていきます。
それから、大鍋にたっぷりお湯を沸かして、30秒茹でます。
こうすることで、色がきれいに仕上がるそうです。
軒先につるすと、こんな感じ。
これを4つ吊るして、大根も3本隣に干しました。
残念なことに、写真を撮り忘れ・・・今日はもう暗いので、また後日お見せします!
農家さんは、季節の移り変わりに合わせて、スケジュールを組んでいて、
狙った時期に定植できるように種を蒔いたり、
霜が降りるのを見越して収穫したり、
作物が少なくなる冬には、加工品や乾物を作ったりと、
本当に働き者だなぁと思います。
那須の友人で、有機農業をされているヤマグチさんにそう言ったら、
「毎年のことだから、自然にカレンダーが身体に染み付いてくるんだよ」
とのこと。長年続けているからこその言葉です。
私がそんなふうに思えるのは、きっとまだまだ先のことだと思うけれど、
少しずつ積み重ねていけたらいいなぁ。
自然のサインを見逃さないように。