かみさまの日。
今日は芦野から車で10分ほどの時庭地区で獅子舞が見られると聞き、おじゃましてきました。
この獅子舞は、『時庭の神楽』として那須町の無形民俗文化財に指定されています。
一軒一軒のお家をまわり、火伏せ御祈祷、五穀豊穣、無病息災を願うこの神楽は、180年の伝統があるそうです。
二人で舞う獅子舞は、大きく見えて迫力があります。
近くでみると、ちょっと怖い・・・ブレブレですみません(笑)
栃木テレビやRADIO BERRYの取材も来ていましたよ。
那須にもこんな伝統芸能が残っていたとは・・・見られてよかった。
教えてくれたナホさんに感謝です。
獅子舞を堪能して、天気がよかったのでそのまま那須山方面へドライブしました。
写真ではわかりませんが、山のてっぺんから噴煙が立ち上っているのが見えました。
「那須山の噴火口まで!」と運転手のタッちゃんにお願いし、湯本の方まで登ってみることに。
こんな日は助手席に限りますね〜。
山の冬景色も、晴れているとこんなに穏やか。
少しずつ、春が近づいているんだなぁ。
白と青のコントラストが美しいです。
登れるのはここまで。ロープーウェーは冬期閉鎖中でした。
噴煙もくもく。雪は粉砂糖みたいです。
私はあまり信心深い方ではないのですが、こんな景色を見ていると「山のかみさまはいるな」と感じます。
とてつもなく大きな存在がこっちを見てる気がして、解放されるような、身の引き締まるような気分。
今日はお日様が出ているせいか、厳しさの中の優しさを垣間みたような気がしました。
この地に暮らす人々が受け継いでいく神様と、那須の自然の中に存在する神様。
二つのかみさまに出会った、あたたかな日。