成澤菜園さんの、踏みこみ温床づくり。

みなさん、温床って知っていますか?
温床とは微生物が落ち葉を発酵させるときに出る熱で、種や苗を温めるベッドのようなものです。
先日、大日向マルシェなどにも出店されている成澤菜園さんで、温床づくりのワークショップに参加させていただきました。
まずは昨年の温床に使った落ち葉を囲いの外に出します。囲いは稲藁ですが、古い畳や板なんかも使えるそうです。
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空になった囲いの中に、もみがらや、乾燥させた豆のさやを敷いていきます。
 
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その上に、ぬかをまいていきます。ぬかは、落ち葉の発酵を助ける微生物のエサなんだそうです。
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この上に、今年集めた落ち葉をのせて、水をかけていきます。水はたっぷりと!
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この落ち葉、震災から3年以上経って、やっと新しいものにしたそうです。温床からさらに発酵させて腐葉土になるので、放射能を含む落ち葉は、畑の土として使えないからとのことでした。
落ち葉をみんなで踏み込みます。まるで秋の森を歩いているような、いい匂いがします。いい運動になりました(笑)
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落ち葉とぬか→水→踏み込み→水→落ち葉とぬか・・・という繰り返しを5回くらい。
最後はふんわりと落ち葉をかけて、完成です。
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「なんで足で踏むんですか?」と成澤さんにお聞きすると、
「温床は嫌気性の微生物の力で発酵させるので、できるだけ空気を抜くことが必要なんです」とお話してくださいました。
ちなみに、温床に使った昨年までの落ち葉は野外で雨ざらしにして、今度は好気性の微生物の力で発酵させて、腐葉土にするそうです。
今は、この温床づくりをしている農家さんは少ないようですが、70年くらい前はよく見るものだったそうです。
微生物を使い分けて、循環させるなんて、昔の人はすごいことを考えつくなぁ・・・
さらにすごいのは、もみがらとぬかをお米を作る農家さんに分けてもらって、落ち葉を山から集めてくれば、熱を作り出すのに必要なエネルギーはゼロ円!!
山の手入れにもなって、できた腐葉土は畑の土になる。一石三鳥くらいの、エコな仕組みなのです(笑)
 
10日から14日くらいで、60℃〜70℃くらいに温度が上がるそうですよ。
その頃にまたお邪魔させていただこうと思っています。
成澤菜園さん、楽しい体験をありがとうございました!!
 
成澤菜園 http://www7b.biglobe.ne.jp/~narusawa-saien/

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